7月14日(木)に,屋久島環境文化研修センターから講師をお招きして,出前授業「学校の周りの樹木を知ろう」を4年生に行っていただきました。
4年生は,この1学期に,総合的な学習の時間の単元「学校の周りの自然について調べよう」で,樹木について調べ,マップにまとめてきました。それをもとに,小瀬田小学校の周りの樹木には,どのような特徴があるのかを教えていただきました。
実際に木々を見て回りながら,池の近くにあるヒメシャラは標高が高いところで育つ木なので,誰かが山から持って来て植えたものであると予想されることや,ソテツやシンノウヤシなどは屋久島に自生していない木であること,など,大変わかりやすく教えていただきました。
また,遊べる植物,食べられる実や葉,屋久島の植物の垂直分布についてなど,興味深い話をたくさん聞き,大変貴重な時間になりました。調べてわからなかったことも,たくさん解決することができました。ご指導,ありがとうございました。
7月12日(火)に,今年もライフセーバーの方々を講師に,命を守るための大切な学習「着衣泳」を行いました。
大きな声で助けを呼ぶ練習をしたり,衣服や履き物をつけた状態では水の中で動きにくく体が重くなることを感じたり,背浮きで「浮いて待て」の練習を行ったりしました。
丁寧なご指導,サポートにより,1・2年生も,全員大プールで「浮いて待つ 」コツをつかむことができました。3年生以上の子たちの中には,永久に浮いていられるのではないかと思うくらい安定した姿勢を保てる子も見られました。
そして,講師の方に,これまで永年にわたり水泳指導にご尽力くださったことへの感謝状を贈呈させていただきました。
子どもたちの泳力や,水を楽しむ活動への興味関心,命を守るための知識・理解・技能等,様々な力が確実に身に付いてきています。本当にありがとうございます。
7月9日(土)に,家庭教育学級「屋久杉で小さな一輪挿しを作ろう」が開かれました。
講師は,町内のお土産物屋さんで屋久杉工芸の指導もされている本校保護者,家庭教育学級長さんです。大変貴重で美しい屋久杉材(土埋木)や,創作用の材料をたくさん準備していただきました。
磨き方のコツを教えていただきながら,紙やすりで磨いていきました。磨けば磨くほど色合いも,手触りも,香りも味わい深く,よくなっていきます。
屋久杉のうっとりするような香りに包まれながら,屋久杉を無心で磨き,あっという間の1時間半でした。屋久杉の素晴らしさを改めて感じ,癒されました。そして,世界に一つだけの素晴らしい一輪挿しができました。
素晴らしい体験の機会,丁寧なご指導,ありがとうございました!
7月9日(土)に,地域の方々に,地域の伝統芸能「四つ竹・棒踊り」の指導をしていただきました。お盆にお寺や神社,初盆のお宅,墓地等で踊り,小学校の運動会でも毎年披露させていただいている踊りです。
1年生は初めての子がほとんどで,四つ竹の付け方から手をとって教えていただきました。
お手本の踊りを見せていただきました。ダイナミックでかっこいい踊りに,みんな目がくぎ付けなっていました。
棒の構え方や持ち方,振り方も教えていただきました。2年生は,昨年練習したことを,だんだん思い出しているようでした。
3年生以上は,繰り返しやるうちにどんどん思い出して,腰のすわった力強い動きを見せる子もいました。
これから練習を重ねて,さらにかっこよく踊れるようになって,地域の伝統を大切につないでいってほしいと思います。
7月14日は,県民の日です。これは,県民の皆様が,鹿児島の歴史や文化などを見つめ直し,ふるさとを愛する心を育むことによって,自信と誇りにあふれる,より豊かな鹿児島を築き上げることを期する日として,平成30年に定められたものです。鹿児島県が誕生した明治4年の廃藩置県の布告の日である7月14日を「県民の日」としたのだそうです。
それに先立ち,今日は司書の先生が,図書室に鹿児島県コーナーを作ってくださいました。
鹿児島県に関するたくさんの本を集めてくださいました。ぜひ手にとってみてほしいと思います。
また,5・6年生は来週行われる「かごしまジュニア検定」に向けて取り組んできました。
この機会に,ぜひ鹿児島のいいところをたくさん見つけてほしいと思います。
屋久島町立小瀬田小学校
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