12月24日(金),令和3年度第2学期終業式を行いました。
まず1・6年生の代表児童が,2学期にがんばったことや思い出を発表しました。二人とも,そのときの思いをとてもわかりやすく伝えてくれました。みんなもうなずきながら聴いていました。冬休みや3学期にがんばること,楽しみになことも,元気よく話すことができました。
校長先生からは,朝元気よく運動やボランティア活動をしていたり,みんななかよく過ごせていたりして,2学期さらに優しくたくましい小瀬田の子に育ったことをほめていただきました。
冬休みは,お手伝いや掃除をがんばってほしいこと,元旦の早い時間に1年の目標を立てるとよいこと等の話もありました。
6つの表彰式も行われました。やくしま9(長縄跳び),県理科自由研究作品,町ICT作品コンクール,町青少年健全育成ポスター,税に関する標語,愛子バレースポーツ少年団で頑張ったみなさんです。おめでとうございます!
最後に生徒指導担当の先生から「こうゆうきんかや」の合言葉で,楽しい冬休みにするために5つの大切な約束事のお話がありました。
交通ルール,誘拐に注意(いかのおすし・5時にはおうちに帰る),お金の使い方,火遊び・凧揚げの注意,屋久島ルール(夜9時以降はスマホやゲーム機などはおうちの方にあずける)を守るなど,合言葉を思い出して,安全に楽しい冬休みを過ごしてほしいと願っています。
しばらく子どもたちに会えずさびしいですが,1月11日(火)に元気に登校してきてくれることを楽しみにしています。
12月17日(金)の昼休みに体育館で,にじのいえ読み聞かせ会のみなさんが,読み聞かせや楽器の演奏,ブラックシアターをしてくださいました。
まず「すてきな三人組」というお話を読んでいただきました。臨場感あふれる読み聞かせで,お話の世界に引き込まれていきました。
次に,ドイツのライアーという楽器の演奏をしてくださいました。大変癒される調べに,うっとりと聞き入っていました。
そして体育館を真っ暗にしてのブラックシアター「サンタさんのおとしもの」をしていただきました。真っ暗な中に灯る幻想的な登場人物たちの動きとお話に,魅了されました。
子どもたちは,ブラックシアターの仕組みにも興味津々でした。
外は強風で雨が降るとても寒い日でしたが,みんなで体育館に集まり,大変心温まるひとときとなりました。7名の読み聞かせ会の皆様,ありがとうございました。
12月15日(水)に,日本茶インストラクターの方を講師にお招きして,5年生が「おいしいお茶の淹れ方教室」を実施しました。
お茶に含まれる成分や,お湯の温度で茶葉の開き具合が変わり味が変化することなどを学びました。
そして教わった淹れ方を実際にやってみました。
グループで声を掛け合い,美味しく入れるポイントを思い出しながら慎重に注いでいきます。
教わったとおりに淹れると,色も香りも味もいつも以上に素晴らしいことを実感できました。
教わった淹れ方で家族にも飲んでもらい,喜んでもらった子もいたようです。
お茶への興味・関心も,理解も深まり,とても有意義な時間となりました。日本茶インストラクターの先生,御指導ありがとうございました。
12月10日(金)に,トビウオ漁師さん,一本釣り漁師さん,お魚マイスターさん,熊毛支庁水産課の方々を講師にお招きして,3・4年生に,魚の出前授業をしていただきました。
まず,屋久島の水産業について話していただきました。一湊・安房・栗生それぞれの漁港の特色や屋久島でよくとれる魚についてなど,興味深い話をたくさんしていただきました。
屋久島で一番たくさん獲れる魚はトビウオで,令和2年は244トン,学校のプール1杯分ほどにもなり,日本にいる31種類のトビウオのうち,屋久島町に30種類いるのだそうです。
トビウオ漁師さんには,ロープ引き浮き敷き網漁について,魚を追い込む様子がよくわかるイラストやトビウオがたくさん獲れた時の写真などを使って,説明していただきました。
ロープの長さは1500mほどにもなり,ときにはカジキなど大きな魚が獲れることもあるのだそうです。
一本釣り漁師さんには,実際に使っているおもりやはり,しかけを見せていただきながら,釣り方を説明していただきました。
子どもたちは大きなはりを実際に手に取って,びっくりしている様子でした。
そして,お魚マイスターの先生の説明を聞き,実際に魚を使った調理に挑戦しました。
トビウオのすり身とチーズを春巻きの皮に包みました。魚の先生方に手を取りながら指導をしていただき,みんな上手に包むことができました。
持ってきていただいた魚の解体ショーも見せていただきました。9キロのカンパチです。
たくみな包丁さばきで,あっという間に,きれいな切り身になりました。
子どもたちからもたくさんの質問が出され,魚や水産業,魚料理について,たくさん知り,興味関心も大変広がりました。3時間の授業があっという間で,子どもたちみんな大喜びでした。
5名の講師の先生方,本当にありがとうございました。
国際連合は12月10日を世界人権デーと定めており,国内においても12月4日から10日を人権週間としています。小瀬田小では,12月1日~10日を校内人権旬間に設定し,人権について全校で考えたり,人権感覚を磨き,意識を高める活動を行ったりしています。
その一環として,12月9日(木)に人権集会が行われました。
まず担当の先生から,「人権」についての説明や,「みんなが笑顔になるために,できることはなんだろう」という問いかけがありました。
次に,目の錯覚に関係する3つのクイズを考えることを通して,見えない「気持ち」を分かるために大切なことを考えました。
そして,参加型学習「何がすき?」として,好きなものが共通する仲間同士で,どうして好きなのかを語り合う活動を行いました。同じ「好き」でも,その理由は同じ人もいれば,違う人もいて,様々であることに気付きました。
また,1年生の作文を聴いて考え,自分や友達の好きなことや得意なことを見つけるよさに気付きました。
最後に,各学年代表に人権標語を発表してもらいました。作った作品に込められた思いを,みんなうなずきながら聴いていました。
人権集会を通して, 「わたしも あなたも みんな 大切」ということがよくわかったことと思います。
これからも,みんなで小瀬田小に笑顔の花をいっぱい咲かせていってほしいと思います。
12月8日(水)の朝の活動は児童集会で,3・4年生の発表が行われました。
まず,3年生が国語で学習した「三年とうげ」の劇を発表しました。
ナレーション,おじいさん,おばあさん,トルトリのそれぞれの役を元気いっぱい,楽しく分かりやすく披露してくれました。「♪一回転べば三年で,十回転べば三十年・・・♪」の歌も素晴らしく,みんなの心に残りました。
次に4年生が,社会科で学習したことを生かして劇「野井倉甚兵衛物語」を発表ました。
野井倉台地の開拓の様子と,開拓によって人々の生活が変わり暮らしやすくなったことについて,とても楽しく分かりやすく発表しました。大変上手に手作りされた昔の道具や農作物,衣装なども効果的に生かされた素晴らしい発表でした。
どちらの学年も,これまで自主的・意欲的に準備や練習をしてきたことが伝わる,素晴らしい内容の発表でした。3・4年生のみなさん,ありがとうございました。
12月7日(火)に校内持久走大会が行われました。当初予定していた12月3日は,生憎の天候で延期を余儀なくされましたが,この日は大変良い天気に恵まれて,思いっきり走ることができたことと思います。
低学年の部 1000m走りました。
中学年の部 1500m走りました。
高学年の部 2000m走りました。
小瀬田小の持久走コースは,アップダウンが激しく,とくに石除神社手前までの登り坂や,学校正門前の最後の登り坂は,本当に大変だと思います。
涙をにじませたり,歯をくいしばったりしながら,子どもたちは最後まで本当によくがんばり,出場した全員が完走することができました。自己ベストのタイムや新記録もたくさん生まれました。悔しい思いをした子も,これからの挑戦に生かされることと思います。
道路での安全の見守りや,温かい多くの皆様の御声援の後押しがあったからこそと思います。本当にありがとうございました。
屋久島町立小瀬田小学校
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