屋久島町立　小瀬田小学校

　２学期最後の昼休みの様子です。

　２学期終業式，３学期始業式で学級を代表して発表する人たちは，発表の作法を練習したり，

　しゃくなげ号で本を借りたり，

　校庭でボール遊びをしたり，

　教室で学習の続きをしたり，

　本を読んだりと，思い思いに過ごしていました。

　今日は見られませんでしたが，この２学期うれしかったのは，６年生と下級生が仲良く遊ぶ姿がたくさん見られたことです。

　外掃除の時間に一人一鉢の活動に取り組みました。

　鉢は学年毎にまとめて置かれました。どの鉢の苗も元気いっぱいです。みんなでしっかり世話をし学校をきれいな花でいっぱいにしましょう。

　日本茶インストラクター協会鹿児島県支部等より講師をお招きし，５年生を対象にお茶教室を実施しました。　

　同じ葉が加工の仕方で緑茶･ウーロン茶･紅茶に分かれること，お茶の起源，日本･屋久島（大正時代　原）でのお茶のはじまり，生産量，収穫の仕方，特性等々，分かりやすく説明していただきました。　

　お茶のもつ甘み･渋み･苦みのバランスがよく，一番美味しく飲める７０℃での入れ方を教えていただき，子どもたちも実際にお茶を入れてみました。

　湯飲みに両手を添えて飲む子どもたちの姿に“和”のよさも感じることでした。

　屋久島町役場税務課より講師の先生をお迎えし，６年生を対象に租税教室を実施しました。

　子どもたちの税に対する関心を高めてもらおうといろいろな工夫をしてくださいました。

　１年間の国の税収１７兆円を感覚的に理解してもらうために１億円の見本（重さ約１㎏）が用意されたり，税金のない暮らしがどうなるのかをＤＶＤで視聴したり，理解を深めるためにクイズを取り入れる等々，子どもたちも税をこれまでより身近に感じることができました。

　大切な税金がたくさん使われている学校です。私たちにできること，教科書，机，黒板　･･･　身の回りにある物を大切にしていきましょう。

学期末を控えたここ数日，風が強く，寒い日が続いています。写真は，スクールバスから降り学校に登校する子どもたちの様子です。

　雨が降っていないのに傘をさしているのが分かるでしょうか。今までだったら「やめなさい，危ないから」と一蹴していたのですが，風の強さを体感し，楽しそうな表情を見ていると･･･。

　こんな一コマが自然への畏敬の念や小学校時代の思い出になるんだろうなと，“いざ”というときに身構え，見守りながら一緒に登校しています。

　学習発表会，なかよし音楽会，そして，愛子祭りで大活躍してくれた３･４年生が，２学期最後の音楽タイムでそれぞれの学年毎に発表してくれました。

　まず，３年生。リコーダーで，「エーデルワイス」，「パフ」の２曲の演奏を披露してくれました。

　続いて，４年生。アカペラで「ゆかいに歩けば」の合唱，リコーダーで，「聖者の行進」，「陽気な船長」の２曲の演奏を披露してくれました。

　美しい音色や歌声にみんな聞き入っていました。そして，心に気持ちのよい“パワー”をもらいました。今日もありがとう！

　２学期最後の全校朝会があり，２学期の学校生活を振り返りました。

　「あいさつ」がしっかりできたか，望ましい「言葉遣い」ができたか，「後片付け」がしっかりできたか，それぞれに２学期の様子を振り返る時間を設けました。

　そして，校庭等に残されたボールの写真を見ながら，使用した物をしっかり片付けるよう全員で確認し合いました。

　２学期の登校日も残り８日間，一人一人が立てた目標もしっかり振り返り，「終わりよければ全てよし」となるよう，もう一踏ん張りしましょう。

　先日に続き，地域の有志の方々により体育館前の駐車スペースに“砂利”を搬入していただきました。今回は重機まで登場，雨の日にも利用しやすくなりそうです。本当にありがとうございます。

　「もっと１年生と仲良くなりたい！」「お父さん･お母さん，先生方に感謝の気持ちを伝えたい！」という願いで２年生主催の「小瀬田まつり」が開催されました。

　劇「お手紙」での熱演が披露された後，

　くじ引き屋さん，食べ物屋さん，的当て屋さん，しおり屋さん，アクセサリー屋さんが開店。素晴らしい手作りの品物や創意工夫されたゲームが準備されていて，どのお店も大賑わいでした。

　鹿児島県男女共同参画センター主催の「子どもたちの男女共同参画学びの広場推進事業」が本校において児童，保護者･地域，職員を対象に開催されました。

　児童対象のワークショップは，子どもたちが，それぞれの「ちがい」を認め合い，自分も他者も大切な一人ひとりなんだ！性別に関わりなく，一人ひとりに個性があるんだ！ということを実感的に理解することをねらいに実施されました。

　子どもたち主体で，子ども自らの気づきを大切に進められるので，子どもたちは目を輝かせて話に聞き入り，

　「しゃべらない」，「のぞかない」の２つの約束をしっかり守って活動に取り組みました。

　このワークショップを通して，「ちがうよ」「いや」「やめて」とだけ言うのではなく，その後ろにある気持ちや理由をしっかり話すことの大切さや，目立つことに左右されず多様な見方を心がけることの大切さ等々，それぞれの発達段階に応じた“気づき”があったと思います。

　子どもたちの“気づき”がしっかりと態度や行動となるためにも，子どもの意見をしっかり受け止め，明るく丁寧な言葉で声かけを行い，一人一人の大切さをより一層自覚しないといけないと思うことでした。